TOTスタジオのフランケンシュタインマスクが凄い!
ユニバーサルモンスターの代表格といえば言わずと知れたボリスカーロフのフランケンシュタインの怪物。古典中の古典、モンスターの中のモンスターなので当然ライフサイズ系アイテムも数多く、ドンポスト製マスクを筆頭に、かつてはほとんどのマスクスタジオのラインナップにそれっぽいのが入っていたんではないでしょうか。
そして決定版ともいえるcine art社からMiles Teves原型によるバストモデルが出たのが95年(最初は重いレジン製、のちにビニールによる普及廉価版でリリース)。その後SIDE SHOWからも似たようなバストモデルがリリースされましたが、マイクヒルのハイパーリアリズムのシリコンバスト程ではないにしても、どれもお値段がお高く、気やすく買えるもんではなかったです。90年代末に出たドンポストカレンダーマスクの復刻版も現在では400ドル以上出さないと買えなくなっており、一般コレクターはイリューシブコンセプトかルービーズの出来の悪い安物を買うくらいしか選択肢がありませんでした。
と、ここにきてトリックオアトリートスタジオが今年のハロウインのリリースを発表、ラインナップにあるフランケンマスクを見て度肝を抜かれました。
画像がそれ。Miles Tevesを超えるんじゃないかというすさまじいい出来栄え、しかも価格はたったの60ドル程度という最強のコスパ! これはスゴイ、凄すぎる。
これって夢にまで見た理想のフランケンシュタインモンスターでは? 原型はナイトオウルのジャスティン。さすがリュウセキながれいしのクオリティ!
いやいやいや、これは楽しみすぎです。嗚呼、早く早く手に入れたい、、、、、、、、、、、、、
と、ここまできてちょっと心配が。
というのは、アメリカのマスプロダクツの安いマスクって、見本と現物との差が悪魔的にドイヒー
なのですよ。^^;
かつてデススタジオの売り文句が「うちのスタジオのマスクは見本と同じものが入手できます!」といったもんでした。
下の画像を見て下さい。これは良く出回っているグーリッシュプロダクションの安いスタジオマスクで「肉の蝋人形」あたりをイメージしたもの。原型はジョンフラーなので文句なしに素晴らしい。
が、見本画像ではなく現物の商品画像を見ると、、、
うーむ、、、、、、、、
これって風俗で云うところのパネマジでは?
確かに元が同じもんであることはわかるのですが、なんだかにゃー、、、。
リリース初期の頃の画像を見るともうちょっとましな出来なんで、ひょっとしたら製造元が変わったのかもしれませんが、いくら安くてもこれではちょっと買う気が失せる。
ということで、ちょっと心配になったので、いまのうちにトリックオアトリートスタジオの見本と現物の差を改めてチェックしておくことにしました。
まずサンプルとしては、手元にあるシンジェノアをチェック。下がサンプル写真です。
そして現物がこれ。
おお! そのまんまだ。良かった。^^;
ちなみにおまけでシンジェノア3バージョン並べてみました。
写真左からドンポストスタジオ、ディストーションズアンリミテッド、トリックオアトリートスタジオです。オリジナルモールドを使ったディストーションズ版がカッコいいですが、TOTも全然悪くない、というか十分です。これに我が日本のダイモス版が加わればパーフェクトといったところ。
ちなみにダイモス版は10年位前に知り合いのコレクターに仲介を頼まれてダイモスさんから入手したことがありますが、確か7万円くらいして高価でした。現在も入手可能なのかどうかは不明ですが。
さて、トリックオアトリートスタジオの新作にはこのほかにアマゾンの半魚人、狼男等もあり、いずれもこれまでのマスプロダクツにありがちだったチープなマスクのイメージを払しょくする本格的な出来映えで見逃せません。現在プレオーダー中なので早速に注文してみようと思ってます。いや、今年のハロインが楽しみですわい。むふふふ。^^
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