これくたぶる!

モンスターマスクコレクター、ALI@ハット卿のマスクと本と映画に関する無駄話。不定期更新。

ドンポストスタジオ パンプキンヘッドマスク

昨年、ドンポストスタジオのパンプキンヘッドマスク、ハンドのセットを1つ入手、少し前に届いたので紹介しておこう。
このマスク、ドンポストスタジオ閉鎖間際の企画として、昨年の後半、ebayやコレクター間に少量流通し始め、ちょっとの間話題になっていた。元々ハンドとセットで178ドル程度のものが、現在は250〜350ドル程度のプレミアがついているようだ。1,2ダースの工場サンプルのみの生産で、本格的な生産に入る前にスタジオ自体が閉鎖してしまったため、"プチレアもの"ということらしい。
とはいえ、このところ値段は落ち着いてきたようで、ebayなどでもさほど値は騰がらないようだ。自分も最初は購入する気はなかったのだが、200ドルぐらいのがあったので、それでは参考資料にということで試しに1つ買ってみた。


んで、届いた箱を開けて出してみると、これが結構デカイ。そのくせラテはペラペラで紙の様に薄い。コンドームなら薄ければ薄いほど良いのだが、マスクでこれではなぁ。

一応、ヘッドの後頭部には型崩れ防止のフォームなど詰まってはいるのだが、なにしろ手でちょっと触っただけで顔の形が変わってしまうので、本来がどんな形だったのかいまいち良く分からんのだ。とほほ。

FXアーティストブルース・スポルディング・フラーによる造形そのものはかなり良い出来なのだが、このラテの薄さのせいで本来の造形の良さが十分出ていないのは本当に残念である。

ハンドの方もかなりデカイ。独特の節くれだった指の表現もなかなか良く、ペイントも中国製ということを割り引いてもまぁまぁである。
詰め物なしで来たので、スーパーの袋を小さく切り、割り箸を使って根気良く詰めて行ったが、腕も指も長いのでこれが実にやりにくい。何度か割り箸でラテを突き破りそうになったので、同じことをされる方はくれぐれもご注意を。

ということでこのセット、無理して入手するほどでもないが、値段は昔のディストーションズのものよりずっと安いので、ドンポストの遺品ということで機会があれば購入してみるのも良いだろう。

*このブログはWEBサイトクリーチャーズショーケース内の1コンテンツという位置付け。本家も覗いてやって下さい。ここへのリンクはメニュー頁右下です。creatures_showcase

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