MGCをつくった男 - これくたぶる！

年少の頃は熱烈なガンマニアで、中でも"モデルガンの始祖"MGCは大のお気に入りだった。
乏しい小遣いの関係上、そうそう買うことはできなかったけれど、上野のボンドショップや新宿二幸裏にあったアクションビレッジなどには電車に乗ってちょくちょく友達と出掛け、店の雰囲気を味わいつつ店員の応対だけをボーっと見て無料のパンフだけ貰って帰ってくる、なんてことも多かった。当時のパンフ類のいくつかはまだ残っているが、メーカー自体がなくなってしまった今ではなかなかのお宝だろうと思う。
MGCはまるでアパレルメーカーみたいに広告の上手い会社で、機関誌ビジェールをはじめ、カタログやパンフレットのビジュアル、デザインの垢抜けたセンスはもとより、多くはモデルガンの普及・啓蒙を念頭においた読み物類のレベルの高さは他社を圧倒していた。これら紙モノ資料は郷愁も合わさって現在では高く評価され、初期のものはヤフオクでもかなり高騰するようになった。

そんなMGCの歴史をまとめた「MGCをつくった男」なる非売品冊子が存在していることをつい３日前に知った。ヤフオクにこれが何点も出ていて結構な値がついているのである。

あわてて調べたら、某ショップ（○E○M○C○岡○）で定価700円＋送料で頒けてもらえる事を知り、さっき電話で注文したのだが、すでに在庫切れ。ただし数日中に再入荷する予定とのことなので無理にお願いしてなんとか１冊確保してもらった。いやいや親切な店員さんで助かった。^^；

ということで現時点ではまだ手元にはないのだけれど、トイガンファンはもとより、日本のサブカルチャーの歴史を物語る貴重な資料として、ぜひとも入手しておくべきなのでここに紹介した次第。自費出版の小部数なので、なくなって高騰してからでは遅いですからねぇ・・・って、もう一部で高騰してるけどw

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