ジョージ・ロメロ監督逝去
AFPによれば1968年の古典的カルト映画『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生(Night of the Living Dead)』でゾンビ映画のひな型を作った米国の映画監督、ジョージ・A・ロメロ(George A. Romero)氏が16日、死去したとのこと。享年77歳。
どうやら肺がんを患っていたようですね。新藤 兼人なんかは100歳まで生きて直前まで映画を撮ってましたから、それに比べると77歳はまだまだ若い。病気さえなければあと1,2本は撮れていたでしょうから残念です。
ゾンビはいまや定番のネタ化しており、シリアスからパロディまで花盛り。ウォーキングデッドなんてロメロの世界観をそのままTVドラマにしただけですね。基本パターンを作ったロメロの功績は計り知れないものがあります。
たまたまWOWOWで「フリークス・シティ」というパロディ映画をやっていたので観たのですが、なぜか人とヴァンパイアとゾンビが平和に暮らしている町にエイリアンが攻めてくるというアホな映画で、こんなんでもロメロの落とし子のひとつと言えるでしょう。
ロメロは亡くなりましたが、影響を受けた次世代のクリエーター達を通してまだまだいろいろな展開でファンを楽しませてくれるでしょう。合掌。
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